行政書士と司法書士、女性が向いているのはどっち?

これからは女性が活躍する時代です

司法書士と行政書士、性別によって向き・不向きはあるのでしょうか。仮に、女性ならどちらの資格を目指すべきか。

統計を見てみると、

  • 行政書士のうち女性は13%(2016年7月末現在)
  • 司法書士のうち女性は17%(2016年4月現在)

どちらも、女性の数は多いとは言えません。統計で見るには、どちらが向いているかどうかはわからないですね。

では、業務内容はどうでしょうか。

業務内容で比べると、行政書士の方が女性向きだと思います。なぜなら、とにかく業務の種類が多いからです。

司法書士の場合、登記、140万円までの簡易裁判代理がメイン業務ですが、行政書士の業務は本当に幅広いので、その中から女性向きの業務を選ぶ方がやりやすいと思うのです。

たとえば、最終的に書類を作るにしても、その過程で依頼者の話をじっくり聞くような業務は女性向きだと思います。行政書士業務で言うと、遺産分割協議書の作成、離婚協議書、結婚契約書、交通事故の後遺症等級認定、内容証明作成、などです。

どれも、依頼者が何を望んでいるのかなど、現状の問題点などをじっくり聞きだしていくことが求められる仕事です。

一般的に、女性の方が他人の心情を良く理解できると言われています。男性の場合、「それで、結局何がしたいの?」と結論を急いでしまうような場面でも、女性はじっくり話を聞いてあげることができる人が多いのです。また、人の話を聞くのが得意、苦にならない、むしろ聞いてあげたいというのは男性より女性の方が多いですよね。

一方、行政書士の仕事にも、営業許可申請のように「いつから営業したい」という期限を守ることが最優先されるような仕事も多くあります。営業許可申請の場合、営業開始の希望や許可要件についてはしっかり話をしますが、なぜその事業をやりたいのかなどを深く聞くことはまれでしょう。

女性の得意分野である、

  • 話を聞くのも話すのも好き、苦にならない
  • 相手の気持ちが良く分かる
  • 話の中から問題点や解決方法を考えられる

というような能力を活かすなら、許認可業務よりも前述の離婚関係や遺産分割協議書作成、交通事故関係などの仕事が向いていると言えます。

仕事の種類が多いので、自分に合った仕事を選びやすいのが行政書士の良いところです。まとめると、女性が向いているのは行政書士、となります。



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