行政書士と司法書士、脱サラするならどっち?

資格で一発逆転は可能か?

「今更資格を取っても無駄かもしれない」「脱サラして失敗したらどうしよう」

ある程度の年齢になると、誰でもそんな不安を感じますよね。

もちろん、資格さえ取ればどうにかなるものでもないし、成功するか失敗するかなんてやってみなければわかりません。

しかし、会社員経験や年齢を活かすなら、私は行政書士をお勧めしたい。

なぜ、司法書士よりも行政書士のほうが会社員経験や年齢を活かすことができるのか。

それは、行政書士の仕事は種類も多く、顧客の年代も様々だからです。

特に、扱う仕事の種類が多いことが大きなポイントです。

たとえば、不動産会社に勤めたことがある人なら、契約書の作成や宅建業免許についての知識を活かした仕事が出来ます。建設業界にいた人なら、建設業許可、実際に内装工事をしていた人なら、飲食店の営業許可や風俗営業許可の流れがわかるでしょう。ごく普通の総務や経理の経験も、会計記帳などの知識を活かせます。

また、相続や交通事故業務のような「相手の話をじっくり聞く仕事」は、若い人よりも社会経験が豊富な人のほうが向いていると思います。自分の経験をもとに、相手の気持ちに沿って対応できるからです。

そう考えると、行政書士にとって「年齢」はなんのデメリットにもなりません。まあ、最新のIT機器を使いこなせないというちょっとした苦労はあるかもしれませんが。

行政書士は様々なバックグラウンドを活かして資格を取って即独立する人も多いです。

一方、司法書士事務所で働く人は20代、30代が多いな、と感じています。

司法書士の場合、資格を取っていきなり独立する人はそれほど多くありません。ある程度どこかの事務所で修業してから独立するのが一般的です。

修業中はお給料もあまり高くないし、実務は覚えることも多く大変なのでどうしても若い年代の人が多くなるのかもしれません。独立するまで数年程度かかるので、40代以降になると自分の年齢を考えてストップをかけてしまう人もいるのでしょう。

まとめると、脱サラして資格を目指すなら行政書士、というのが私の意見です。



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