「完璧を目指さない勇気」を持とう

行政書士試験攻略のカギ ~メンタル編

行政書士試験のような難関国家資格対策を進める上では、何と言っても“メンタルの強さ”がモノを言うのではないかと実感します。
気持ちの面で強ければ、多少進捗が芳しくなくともその後の挽回は充分に期待できるでしょう。しかしながら、どんなに万全な対策を進めていても、肝心な試験当日に気持ちが負けてしまえば、こうした弱さは必ず試験の出来にも影響するものです。
よって、受験生は前ページでご紹介したような効率の良い学習にこだわるべきであると同時に、メンタル面の強さをも兼ね備える必要があると言えます。

 行政書士試験対策上、重要となるメンタルの強さについて、具体的にどんな強さが求められるかと言えば、受験勉強を進める過程では少なくとも「完璧主義を捨てる勇気を持つこと」が大切であると思います。
これは、前ページでご紹介した「出題箇所に的を絞って、出るポイントのみに集中しよう」というお話に付随して言えることですが、そもそも「完璧」にこだわっているうちは効率の良い学習など不可能。まずは重要度に応じて「割り切れる心」が大切であると言えましょう。

しかしながら、一方では、おそらく“完璧にこだわりたい自分”の存在もあるはずです。
確かに、●年度には細かな判例からも出題がある
また狙われるかもしれないから、覚えておいた方が良いだろう
このような思考では、合格に直結する効率の良い学習など、到底不可能であると言えます。
細かな事例は重要箇所をすべて完璧にした後、さらに余力があれば覚えるべきであり、学習の当初からチェックしていてはキリがありません。
気になるでしょうが、ここで「頻出事項の徹底」を優先できるかどうかが、行政書士試験においては合否を分けるポイントになると言っても過言ではないのです。

 「完璧を目指さない」、言葉で言うのは簡単ですが実際には難しいものです。
重要なのは、自身が目指す傾向を信じ、強い心で学習に向かうこと。メンタルにおける真の強さとは、結局のところ自らの道に「自信」を持てるかどうかに他ならないのかもしれません。



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